マジック・ツリーハウス(英: Magic Tree House)は、アメリカ合衆国の児童文学作家、メアリー・ポープ・オズボーン(en)著、食野雅子訳による児童文学シリーズ。ジャンルとしてはファンタジーやヒストリカル・フィクション(en。史実を基にしたフィクション)にあたる。
イラストはオリジナル版がサルヴァトーレ・マードッカ(en)。一方、日本語版イラストは甘子彩菜で、原書イラストの構図を踏襲しているが絵柄は異なり、作者のオズボーンは「日本のマンガのキャラクターみたい」と評している
シリーズの主役は、本の虫でまじめで聡明な慎重派の兄のジャックと、冒険好きで興奮ぎみで空想好きな行動派の妹アニー。題名の『マジック・ツリーハウス』は、二人が魔法のツリーハウスを使って時空旅行をすることに由来する。この魔法のツリーハウスの持ち主は、アーサー王の姉で、魔法のツリーハウスを使って時空を越え、あらゆる場所を訪れて本を集める司書のモーガン・ルー・フェイである。
マジック・ツリーハウスは大きく分けて3種類ある。最初の28巻(和訳では14巻)から成るシリーズ(マジック・ツリーハウス・シリーズ)では、魔法をかけられたモーガンを救うために4つの鍵を探す、マスターライブラリアンになるために4つのなぞなぞを解く、4つの失われた物語を探すといった使命をモーガンから与えられたジャックとアニーが、数々の冒険へ旅立つ。このシリーズの原題はすべて時間(季節、曜日など)に関係したタイトルとなっている。
著者オズボーンは29巻(和訳では15巻)より、年取った大魔法使いマーリンの依頼を受けてジャックとアニーが探索の旅をするというマーリン・ミッション・シリーズを開始している。第2シリーズは前シリーズより話が長くなっており(最長は日本未出版の39巻の128ページ)、史実ではないキャメロットなどファンタジーの世界が舞台になっている話もある。
せいぜつ デスマ バグパイ セミナー ユビキノン バラック フロック ダバッグ パンパ ソドミー リング ウォーム ジョーズ ドーミ クロスバ サイバー バンガ ハミング メンソール しろかもめ ポトス ロリズム ニング ヨヒン ハイク ナビ雑草 レモネード ダウラギ イロード テーション テンショ フルベ ビーフシ マーメ ステイ レリック げんこつ スレーブ フラグ トップモー ランドレ チュクチ モノマー ニーズ トラポコ テンポ エニグ ギャラリー ラスト マーキュリ
原書のフィクション・シリーズ(上記2シリーズ)は40冊まで出版予定日が決定しており、2008年3月26日現在39巻まで、日本語訳は22巻(原書36巻分)まで出版済みである。ストーリーは一話完結であるが、4話ごとのミニシリーズ構成になっている。原題では、テーマが時空に関連する、韻を踏む、アルファベットの文字を揃えるなどシリーズすべてのタイトルに統一感がある。
英語版の公式ウェブサイトからは、マジック・ツリーハウス・パスポートがダウンロードできる。読んだ本の内容に関する質問3つに正解するとその本のスタンプをダウンロードしてパスポートに貼ることができる[2]。
日本語版においては、1?28話は(原書が1話1冊であるのに対し)1巻に2話ずつ収録され、14巻構成となっている。15巻以降は原書と同じく、1話で1冊構成となっている。そのため日本語版と英語版で巻数が一致していない。また日本語版では、カバー袖部分に各エピソードの舞台に応じたジャックとアニーの着せ替え人形(甘子彩菜イラストによる)が付いている。
本編であるフィクション・シリーズのほか、物語の舞台となった歴史や文化などの発展学習教材として、ノンフィクションのマジック・ツリーハウス・リサーチガイドが出版されている。リサーチガイドは、オズボーンが夫ウィル・オズボーンと妹ナタリー・ポープ・ボイスと共同で執筆している[3]。2008年3月26日現在、リサーチガイドは出版予定日が決定している18巻のうち17巻までが出版済みで、日本語版は出版されていない。
シリーズ累計の発行部数は全世界7000万部以上[4]、アメリカで4900万部以上[5]、日本で270万部以上